ジェネリック
随分前かと思うけど、OSS関連だかのどこかでジェネリックソフトウェアと云う言葉があって、ジェネリック薬品のソフトウェア版みたいな事かと思うんだけど、それに対する云々ではなくて、ジェネリック薬品の話。
ジェネリック薬品って何?ってのは皆さん御存知だと思うんですが、現場での評判はあまりよろしくないそうで。
何故か。権利が切れてオープンになったのは主成分だけであって、今まで使用されて効果を上げてきた薬そのまんまのコピーと云う訳ではないからだ。
薬は症状に効く主成分だけで成り立ってる訳でなくて、体に入ってから溶けるスピードやら副作用を止める成分やら、主成分以外にも製薬会社のノウハウが結集されているんだそうな。それら様々な要素が組み合わさって、初めて効き目となって現れる。
だから、主成分がフリーになったのでそれをコピーして作りました、と云っても、オリジナルと同じ様に効き目があるとは限らない。と云うか同じ様には効かない事が多いらしい。
そのものの主成分だけでは価値を生むことは出来ない。
↓この本にはそんな様な事が書いてありました。と思った。
My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド
- 作者: Chad Fowler,でびあんぐる
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2006/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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