ヌスーピー

うちの妹がまだ保育園児だった頃、スヌーピーの事をヌスーピーと呼んでいた。何度教えてもヌスーピー。

三歳児の息子は、ウルトラマンマックスの事をマッスクと呼ぶくせに、人がマスクしてると

「それなーに」
「マスクだよ」
「マックス?」

と今度はマックス呼ばわりする。チップ・マンクスはチップ・マンスクだし。どっちかが云い易いからそうなるという訳でもなく、兎に角逆になるようにわざとやってるとしか思えない。

他にも例があったんだけど思い出せない。

で、人間は耳から入る音を処理するのに、音をスタックとして扱うようになってるんじゃないかと思いついた。

同じ母音で紛らわしい物は、まず最後に耳に入った物を頭でつかまえて、すぐに発音しようとするので逆になる。大人になるにつれて高速演算処理が可能になって、ちゃんとスタックをフルスキャンかけてから処理するようになるのでちゃんと発音出来るようになる。

とかね。

いや演算速度があがるというより、単に語彙が増えただけって事かも。でも大人は初めて聞く言葉でも割とちゃんと発音出来るよなあ。デュカキス元マサチューセッツ州知事とか極端な例は除く。