80年代もそれなりにそれなりだったみたい

http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/20090216/p3

村上龍の『69』で、突然共通語を喋り出すタイミングの妙が面白いんだけど、東京生まれだもんで面白さの一部しか判ってないんだろうなあ、なんて思った事を思い出した。

先日、高校の同窓会に出た。自分は9期生なんだけど、1〜3期生あたりのお兄さんお姉さん達が一番元気で、1期生は1980年卒業になるのか、会の最後に校歌斉唱となったが、お兄さんお姉さん達は当時みんな校歌は歌えなくてもウィーシャルオーバーカムは歌えたとかで、場を盛り上げつつも誰も歌ってなくて面白かった。

校歌斉唱なんて体制側のあれやこれやって感じだったんだろうな。80年代初頭は「かの空気」はまだあったようです。

因みに司会進行は1期生代表で矢吹藍子さんだった。懐かしいなープレステージ

85年のライブエイド、フジテレビの素材を見返す機会があったんだけど、驚いたのは新人の長野智子の初々しさではなくて、放送時に催されたアルタ前のイベントに集まった大学生へのインタビュー。ものすんごい真面目。見るからに普通の学生さんで、口調もたどたどしく、素人丸出しなのに、すごく真面目にアフリカの飢餓について、それなりにアドリブで語る。

それが当たり前だったんだろうなあ。

さて仕事に戻る。