失注しました
なるたけ仕事の愚痴めいた事は避けたい所存ではありますが。教訓として。
事の経緯は、ある仕事のお客様が別口で「ブログを自動巡回して、その内容をキーワード検索して、キーワードがどんだけ浸透してるか分析して参照したい」みたいなお話を取ってきまして。で、お客様は営業フィーが欲しいなってな話でして。
いきなり寝耳に水で見積りだせってそりゃ無理ですよって云ったんだけど、もうやるのはほぼ決定だから概算って感じでいいから出せって云われまして。
それにしても、巡回してためこんでキーワード検索する所はいいんですよ、すぐにスパイク出来る所だし。実際やったし。でもこういう奴のキモは「分析結果をどう見せるか」でしょ、webアプリでHTMLでTABLEで適当に出せばいいのか、グラフにして帳票で見たいのかで大きく見積りがブレる。
そう云う情報が全く無い。
それに、単にキーワードがヒットしたかどうかだけを見せればいいのか？時系列でみたいとか他こちらが推し量れないような要望があるんじゃないの？それ如何でも大きくブレる。
何より、お客様（正確にはまだこの時点ではお客様のお客様ですが）のご予算が全く判らない。
まあいいや。ほぼやる事確定って云うし。
てな訳で、しばらくRSS関連のJavaのライブラリで遊んでた訳です。やーこれでやっとS2投入出来るなぁとかワクワクしつつ。RSS4JよりInformaだなあ、2.0とかAtomサポートしてるし、うわ簡単だなぁ、ベータだけど問題ないだろうこりゃ、とか。
で、結局、話持ってきたお客様が「これくらいで行きましょう」って金額で適当に見積もり出したんですよ。こっちとしては、スパイクした感じ、その金額でコアの部分＋単純なHTMLと考えた場合でかなり余裕の金額だったんでおまかせしたわけです。これだけあれば帳票も出せるぞ、とか。
したら、お客様のお客様、実はあいみつ出してまして、他の会社が半額で提示したんで、そっちに決定したって、昨日知らせが。
何だよ！うちだって分析結果の見せ方を絞り込めば、余裕で半額で出来たよ！まずは取り敢えずの概算見積りだって云ってたじゃん！
教訓。どんなに確実だなんだ云われても、見積りを出す時は絶対にそのシステムを使う人に会いに行くべし。営業には絶対に任せっきりにしてはいけない。取れるものも取れなくなるし、逆のパターンの場合はデスマの元ですな。
今回は営業にあたるのがお客様だったんでああだこうだも云い難いってのもあったんでしょうけど。うーん。
まあ話が来たのも寝耳に水だったし、なんか知らぬ内に目の前を駆け抜けて云ったって感じで、Informaで遊べたからいいや。
