女囚841号にきけ!

俺の大学の後輩で、やよいってのが居るんだが、タイトルは彼女のハンドル。元ネタは勿論、さそりだ。それとは全く関係なく、昨日『弥生販売』の攻略本(ISBN:489814571X)を何となく立ち読みした。

システム屋さんがてっとり早く販売管理業務を勉強するなら、その手の勉強本よりこっち読んだ方が早いんじゃないかなあ、と思った。なんで今まで気が付かなかったんだろう、バカバカバカ。

ただ、当然データモデルは記載されていない。それだけに、画面や運用手順を読みつつ頭の中でデータモデルを巡らしてみるのは、なかなかに面白かった。

『ITエンジニアのための業務知識がわかる本』(ISBN:4798106038)とかも立ち読みしたけど、どうも広く浅く南国の海てな塩梅で、取り急ぎ管理会計なんかは良いから当たり前の販売管理システムがどうなのか知りたいんだーって悩めるSEには、販売管理パッケージの攻略本の方が良い。断然良い。

何で今まで思い付かなかったのか、不思議だ。バカバカ。

ふーんと思った点。入金消し込みに関しては、得意先元帳の帳票イメージに、売上・入金それぞれの消し込み欄に×とか付けるだけの、マーキング機能程度でしかない様だ。

仕訳が全く関係ないんだったら、振替伝票を生成する必要もない訳だし、消し込み状況を確認する局面が、得意先元帳を閲覧する時だけなら、これで充分なんだな。

ただ、請求締めや締めキャンセル、締め日と売上・入金計上の計上日に関する制約条件などは、特に書かれてない。実装してない訳は無いと思うんだけど、これは実際に動かしてみないと判らんな。

あと請求書のレイアウトが凄い簡単で羨ましかった。俺がやった奴はヘッダ部分に当月のやりとりだけでなくて、過去請求分で残があるもしくは当月に残が無くなった動きを見せたものを一覧表示しなくちゃなんなくて、例の入金消し込みシミュレーションを行わなくちゃいけなくて、大変だったなー。

餅は餅屋と改めて思った次第。