マジカ所感
今回はお客様がRFPを丁寧に作って下さったおかげで、擬似お客様と化して書き出し出来たのがよかったんですが、早く実際に現場で使ってみたいですね。
「できたよ」と「おとどけ」
どうしても考え方がシステム屋なもんで、「できたよ」で終わらせたくなりがちでした。
例えばシステムへの入力なんかだと、画面に向かってデータを入力して仕事はおしまいって考えちゃうんですな。モノが残らないから、「できたよ」。
でもおしごとパズルで合わせていくと、「できたよ」の隣が「うけとり」になる所が結構ありました。こりゃ座りが悪いってんで、シートを見直して、これは「おとどけ」だろうと。データでもお金でもなんでも、「おとどけ」する為に画面に入力してるんだろうと。
システムに入力する事が仕事なのではなくて、その事で実現される事が仕事だと、パズルでもって気付いた訳です。
細かくカードを切るなら、「できたよ」の後にシステムくんが「おとどけ」するんでしょうけど、如何にもシステム屋的発想で、俺はなんかイヤンです。
お客様に書いて戴く場合も、こんなケースがあるかも知れません。が、それに気が付いて、お客様と一緒に「おとどけ」に変えてみましょうかって作業すると、お客様自身も自分がシステムに入力する事がどう云う仕事なのかって事に気付く事になると思います。俺はただのデータ入力マシーンじゃないんだと。
それはとてもよい事だと思います。
だから、こう云う場合、ブラウニーズ・ワークじゃないけど、整合性を取るためにこっそりシステム屋さんが直しちゃう事はしない方がいいと思いました。またお客様に会いに行って、一緒に考え直した方がいい。
時間の余裕があればだけど、そう云う余裕は最優先でひり出したいですな。
うーん、でも単にカードの書き方と云うか、仕事の切り分け方が下手なだけって気もしてきた。まあいい。ちょっといい話っぽく終わらせよう。マタンキ!← 柄じゃないので中和してみた。