根源的な主アクター

コーバーンが正しい発音だと但し書きがあった。てことはブルースさんも?ラークのおじさんも?声は小林清志で。

それはさておき、コーバーンさんのユースケース本に「根源的な主アクター」というのがあって、どういう事かと云うと、ユースケース上主アクターとされていても実はその背後には本当に何かしら目的を実現したいと思ってる根源的な主アクターが居る事があるのだ、とかなんとか。

ユースケース実践ガイド―効果的なユースケースの書き方 (OOP Foundations)

ユースケース実践ガイド―効果的なユースケースの書き方 (OOP Foundations)

弁護士事務所の仕事が前にあったんで例に出すと、システム使うのは秘書さんで、弁護士の勤怠やら経費をシステムに入力する主アクターは秘書さんだけど、根源的な主アクターは弁護士で、秘書さんはその代行してるだけだよね、とかなんとか。

これって単にマジカで云えば「あなたへ」と「わたしへ」のつながりってだけなんじゃないのかと。

なぜにそうやって階層とかの静的な構造に持って行きたがるのだろうか。お客様からするとこれじゃ酸素が薄いと思う。横に並べた方がすっきりして判りやすい。息が出来る。

目的レベルって概念もそうで、海面レベルってのはおしごとシートつまりアクティヴィティって事だ。凧のレベルがフローとしてつないだプロセスになると思う。上下じゃなくて左右なんだと、強く感じる。上に昇ったら父さん酸素欠乏症にかかって数倍に跳ね上がる(ことはない)こんなものになっちゃうんじゃないか。おお伏線だったのか。

雲のレベルになると流石にビジョンとかそういう、上下の話になりそうだけど。

いま、息をしている言葉で。光文社古典新訳文庫の態度は正しい。