更に音楽で例える

ザ・バンドね、ザ・バンド。特徴としては

  • カナダのバンド。でも一人だけ南部人。
  • ルーツ志向。と云っても所謂ジャンルとしてのルーツ音楽とも違って、社会学的研究論文みたいな感じ。
  • なにせガース・ハドソンが。シンセの狂いっぷり(『おんぼろ人生』とか)、楽理に深く通じた者のみ可能なリハモ(『アーケイディアの流木』とか)。意外にナウい楽器大好き、理論大好き。
  • 中卒なのでコンプレックス丸出しの似非インテリなロビロバと、生粋のイケイケ南部人のリヴォンの二頭政治。

なんて感じですか。

でだ。

  • カナダ → 外部からの視線 → 異業種重要
  • ルーツ志向 → 先達の知見への敬意・その継承
  • ナウい楽器好き・楽理好き → 高い技術力
  • ロビロバとリヴォン → 分析的思考と現場主義・演繹と帰納の両立・明確なビジョンと問題解決能力

てな事が云える。これはいい会社。

で、一番の教訓は

  • メタファーなんてもんはいくらでもこじつけてでっちあげる事が出来る

と云う事でした。