ドラッカーなぞ読んじゃった

柄にも無く。ああ。

正直さして感じ入る点もなかったよ、その程度の人間さ俺は。まあでも面白く読めました。さいですかなるほどごもっとも、と。

不可思議な点。

「eコマースが意味するもの」の中で、産業革命時、蒸気船が発明されてもブームにならず長い事帆船が健在だったのに、蒸気機関車で状況が一変した。その違いの原因はなんだかわかんない、と書いてある。

思うに、当時働く人間は男だった訳で、全ての男の心には「松本零二的なるもの」があるからじゃないでしょーか。

海の上には「海の男」が居るんですよ、「海の男」が。むくつけきロマンティストかつラッダイト主義者が。レールの上にはまだ誰も居なかった、つかレールがなかった。その差でしょう。多分。書き飛ばしてるけど。

そこに居るのは「人間」である、と云う事を忘れてはいけない。ドラッカーだってそんなような事、書いてんだけどな。