商売あがったり
本日、お客様と打ち合わせ。
帳票の追加だったんだけど、よくよく使い道を聞いて解きほぐすと、紙で出したら不便な事この上ない事が判明。
- 使うのはなんと年に2回だけ。
- 使う人間はなんと一人だけ。
- 現状は既にある帳票出して、それを人間が目視で確認、赤を入れてやっとこ数字が確定。
- その最後の最後の赤入れは絶対システム化出来ない(だって、その帳票自体が出ないと赤入れられなくて、卵か鶏かありゃまたこりゃまた)。
- 正直、紙だとそれをまたEXCELに入力しないと他の業務に使えるように加工出来ないので不便。
と云う事で、そのためにわざわざ見積り出してああだこうだ検討して帳票追加しますかって話になって、それじゃEXCELでいいじゃん、赤入れられるし、加工出来るし、年2回だったら連絡戴ければ、保守費の範囲内でこちらでEXCEL出しますよと云う事に。
お客様としてはそこにある帳票出力機能の固まりに一個追加すればいいだろうと云う発想だったんだけど、いらんいらん。
似たような帳票は既に出てるので、そのSQLをちょちょいと直して、もうさっきEXCELにはっつけてメールして今期分はこれにて完了。これで要望のあった3つの帳票仕事が消えて無くなった。
これも商売あがったりって云うんでしょうかね。こいつ、仕事の本質をわかってないな(かっこいー)とか。
でもいいの、ニコニコして帰られたから。随分保守費戴いてるし。数年後のでかいリプレース案件も控えてる(予定)だし。予定は未定だけど、予定に近づいたと思うし。
業界デビューは何人もの人間が潰れたぐっちょんぐっちょんのシステムの保守で、そのリーダーさんは、パートナー企業の営業を酒で潰して恥かかせて、その後の話を有利に進めようとしたりする、今まで見たシステム屋さんの中で一番あくどい人だったけど、それでもこのシステムのマネジメント失敗は頚木となってたみたいで、保守が取れて嬉しいななんて事は云わなかったですな。
別世界の話なんだろうなあ。