ホスト系

といっても新宿の愛とかじゃなくて。別案件でメインフレームとEDIって奴で、集配信用ミドルウェアを入れて管理画面を前にしてマニュアルとにらめっこ。ESCキーで前画面に遷移とかキーバインドとか、今ならコンボボックスにするような

なんちゃら区分 : A (A:ああだ B:こうだ C:なんやかや)

なんて入力欄とか、懐かしくってしょうがない。

懐かしいと云ってもメインフレームの開発の経験は20世紀最後の年に30代目前デビューのわたくしめにはある訳もなく、そうでなくて、DelphiWindowsアプリなのにキーバインドやUIデザインがホスト端末そのままと云う凄いシステムがデビュー仕事だったのであった。

つまりは新しい技術を使って古い奴を再現してたという。理由は、新しい事するのがいやだからという。新しい事すると学習コストがとかいう。そんなお話。

キーバインドだけでなく、一覧画面とかグリッドコンポーネント使わないでパネルをペタペタ貼って表にして、自前でスクロール処理書いたり、スクロールだってスクロールバーなんか使わないでパネルぺたぺたはって(以下略)、TPanelを使ってホスト端末の画面を再現してたりして、ことごとくWindows標準じゃないから凄いコード量だった。

兎に角TPanelだらけだった。死ぬかと思った。GDI食いつぶすので、NTでしか動かなかったのもご愛嬌だった。

そんな開発を、2002年まで新規でやってた。新規案件は前案件のコピペから始める事しか許してくれなかったから。本当に新しい事やるのが嫌いなんだろうなあ。

てな事を思い出した。